理科を専攻する学生3人が仙台管区気象台「談話会」で研究発表を行いました
仙台管区気象台で伟德体育平台_伟德体育在线¥投注官网$7年2月7日に開催された第12回「談話会」において、防災教育に関する卒業研究に取り組んでいた小野崎彩菜さん(理科コース4年)と村上菜緒さん(理科教育専攻4年)および教職大学院で研究を進めていた肥山巧望さん(ストレートマスター2年)が、小中学校で学習する天気や水害などの理科授業について開発した教材を紹介する発表を行いました。これらの研究では、国土交通省東北地方整備局防災室から提供を受けた資料を活用した理科授業の開発に取り組みました。当日は、仙台管区気象台の職員23人と東北地方の5つの気象台からオンラインで約10人の参加者がありました。
3人の発表題名は、次のとおりです。
?学校教育における「気象教育」の取り扱い(村上)
?「流れる水のはたらき」から学ぶ水防災河川学習―流域概念の理解と防災情報の活用―(小野崎)
?キキクルや河川の映像資料を用いた台風と天気の変化の授業実践(肥山)
指導教員の中山慎也准教授(理科教育)は、「義務教育の段階でどのような気象教育とそれに伴う防災教育が行われているのかを、気象台の専門職員の皆さんと情報共有することができました。また、専門的な見地からの具体的な事例、たとえば山形地方に発出された特別警報(伟德体育平台_伟德体育在线¥投注官网$6年7月)やキキクル(危険度分布)の見方など、についてのアドバイスを受けました。これらのことを参考に、授業開発にいかして行きます」と語っています。
また、この談話会では、齋藤由美子教諭(仙台市立榴岡小学校、防災主任)から、「小学5年理科『ICTを活用した防災教育』~ハザードの異なる2校の比較から~」と題した話題提供も併せて行われました。中山准教授と齋藤教諭は、地域の防災教育に連携協力して取り組んでいます。
